映画ホリック 感想1

xxxHolic

原作漫画・映画ネタバレを含みます

 

実写映画ホリックの感想です

私は原作漫画のファン、原作者CLAMPさんのそこそこのファンです

映画に出ている俳優さんに推しはいません。

 

映画は一度見ただけなので内容は齟齬があるかもしれません

素人の感想、記憶、解釈として記載します

異論文句受け付けませんʅ(◞‿◟)ʃ

 

結論からいうと、わたしは、たとえ原作をリスペクトしていても、設定だけ使って新しい話を作るいわゆる同人誌的なコンテンツは受け付けないんだなと思いました

あくまで原作ファースト

せめて原作に忠実に、原作にない話をやる

とかはいいんだと思うんですけど、設定を利用してええとこどり!みたいな作風は私は無理でした。

 

1.オープニング

四月一日があやかし(と思われるもの)に追いかけられ、屋上から身を投げようとする

"死にたい理由はない"

蝶が現れミセに誘われる

四月一日そんな悲観的に映りました?

四月一日ってギャグ要素強いしそこが救いであるというか…悲観的にしたらあやかしに飲まれてもう死んでません?

 

2.タイトル

ここ!私が1番テンション上がったとこ!!

CLAMPさんの絵!あの絵がスクリーンに!!原作絵がスクリーンに映るんですよ!!ほんとずるい!!!そこだけが救い、いや救いきれてないけど

 

3.侑子と出会う

ミセで侑子と対面

願いを叶えるミセ

四月一日の名前を聞くまでもなく煙管の煙で表示

四月一日の願いはあやかしを見えないようになりたい

対価は四月一日の1番大切なもの

家政婦として働くことを勧める

→せめて名前は聞こうぜ?名前は聞こうよ…

なんで知ってたの?(多分だけど最後に理由わかった気がする)

対価は四月一日の1番大切なもの?いやぁ…(言葉が出ない)

家政婦って言葉使うの嫌だった(?)

 

3.客がやってくる

ミセに客がやってくる

「ここは願いを叶えてくれるんですか?

周りの友達と仲良くなりたい!

羨ましがられてるのかなぁ?…」

その願いを叶えるための対価は渡した指輪を外さないこと

客は指輪を小指につける

侑子は四月一日に「彼女がどうなるか見届けたら?よく考えて、小指は何をする指か」と

→お馴染みの嘘をつくことに気づいていない客の話

まず願いそれ?周りと仲良くなりたい?

そして対価として指輪を渡して、小指につけたのは客自身。それなのに侑子は「小指は何をする指か」と言う

原作では願いは「小指が動きにくくて…」といって小指に指輪をはめさせた。そして「小指は何をする指か」という

それは客が嘘をつく癖があり、自分でも癖とわからなくなっているから

ゆびきりげんまんする小指が動かないと説明がつく

なのにその辺の説明なく小指がうんたらかんたらなのはなんのこっちゃとなる

 

4.四月一日が学校で百目鬼とひまわりちゃんに会う

学校のシーン

日直でプリントを運んでいる時に廊下で百目鬼とぶつかる

百目鬼と一緒にいたひまわりちゃんがプリントを拾い四月一日の名前を呼ぶ

人と関わり戸惑う四月一日

そこに、侑子の蝶があらわれ2人を置いて蝶を追いかける

百目鬼とひまわりちゃん一緒にいたの謎

(あとからわかる)

ここに関してはもう言うことなし(疲れてきた)

 

5.さっきの客を追いかける四月一日

蝶を追いかけたさきには、さっきの客

客と友人たちが道端で会話している時に、客の指輪が黒ずみ、壊れかけている

そこに磯村くん扮するアカグモが通りかかり、客に近づいて耳打ち「ウソツキ」

指輪は壊れ、黒いモヤモヤが客を包み、客発狂

狂って道端にうずくまる

→指輪壊れるトリガーが人間のアカグモってなんだかなぁ

 

6.女郎蜘蛛登場

トラックの前に飛び出しそうになった客を四月一日が引き止めたところで、ときがとまり?女郎蜘蛛が現れる

この客はこうなってしまっては死ぬまで苦しみ続ける

今生かした善意は果たして善意なの?と女郎蜘蛛

あやかし界隈で有名になっている四月一日

四月一日の目が欲しい

死にたい四月一日は目でもなんでもくれてやる

私そういうの嫌い、と女郎蜘蛛

もっとおいしくなってから食べてあげるね

→なんか、この辺りで、原作のセリフ使いたいだけ?ってなった

どこがとは言わないけど、そのセリフはここで言うことじゃないし、もっといろんな深い意味がある

なのに軽々しくそのセリフを使わないで欲しい

この映画に感じたリスペクトを感じられない原因はここにあるのかもしれないと感じます

 

7.侑子の店で働く四月一日のシーン

学校で百目鬼とひまわりが話しかけてきて、この前ぶつかった件について謝りにきた模様

四月一日くんごめんね?怒ってるよね?

じゃあ今度一緒に遊ぼう!約束ね!と、ひまわり

ミセで侑子と会話し四月一日の中で何かが変わっていることを話す

ミセでマルモロと共にミセを掃除する四月一日

食事を作りマルモロ侑子が食べるシーン

→うん。ひまわりちゃんよ論理破綻がすごかった

遊びに行こうね!までのくだり謎すぎません?

で、小指でゆびきりするとこ

だからそこそれ使う?その小指の意味、漫画読んでたらわかるよね?

あと食事のシーンで、侑子が四月一日に「あなたは食べないの?」と聞くと四月一日は「食べるの好きじゃないんで、特に自分が作ったものは」

いやいやいやいや

そのセリフは四月一日から発してはいけない

原作では料理を習いたい客の依頼にたいして、色々あって、自分の気持ち悪さをわかっているから自分の作る料理は食べられないというここにもストーリーがあるわけさ

急にそこ四月一日に背負わせないで?(←Twitterでの感想ツイートをみてほんとそれな??となりました)

原作ファンももちろん見るであろう作品にこんなにも雑に散りばめられるセリフがたくさんあってほんと悲しくなった

なんでこんなことしたの?

 

とりあえずここまでで…

続きは次のブログにします